精密水準器は、工作機械の設置や定盤の水平出し(レベル出し)などに使用する測定器です。気泡の変位を目盛で直接読み取り、水平または鉛直からの微小な傾斜を測定します。
気泡管を使用した精密水準器は構造が単純で機械的な可動部分が無いため、信頼性や安定性に優れています。
JIS(日本工業規格)で定められた規格またはそれに準じた規格で製作されています。電源やバッテリーも必要なく、場所を選ばず長期に渡って安心して使用出来ます。
精密水準器は気泡の動きを見て測定します。数字を読み取る必要が無いので、測定物の水平や傾きが直感的に分かります。手間の掛かる設定作業や操作なども必要ありません。
測定する場所の環境に合わせて、形状やサイズ、本体の素材(ステンレスやアルミ)などが選べます。特注仕様にも対応し、ご要望に応じた形状で製作することも可能です。